小野、プロ初地方球場「早めに合わせられるように」 中5日もOK
25日のヤクルト戦(松山)に先発する阪神の小野泰己投手(23)が23日、プロ初となる地方球場での登板に意気込みを示した。「どんな球場か分からないので、マウンドの状態に早めに合わせられるように」と試合の中での早期適応をポイントに挙げた。
前回19日の中日戦では、球界の大先輩・松坂と堂々たる投げ合いを披露し、6回2安打1失点で今季2勝目。プロ入り後初となる中5日での登板になるが「張りとかもないし、いつも通りという感じ。全然問題ないです」と頼もしい言葉を口にした。対戦するヤクルト打線には「青木さんも入って、つなぐ打線という印象。一人一人抑えることが大事」と警戒心を強めた。
開幕から平日のカードに先発し、ここまで十分な働きを見せている。「無駄な出塁をさせないように。ゼロもしくは最少失点にできれば。先制点を与えないこと」と口元を引き締めた右腕。初登板となる松山のマウンドで“ツバメ斬り”に挑む。