大山今季初!左へタイムリー 指揮官の助言に応えた しぶとく三遊間破った

 「ヤクルト2-4阪神」(25日、坊っちゃんスタジアム)

 指揮官に投げかけられていた助言に、結果で応えた。貴重な2点目を追加したのは阪神・大山悠輔内野手だ。変化球を引っ張り込み、しぶとく三遊間を破る適時打に、笑みが浮かんだ。

 「追加点の欲しい場面でしたし、2アウトから福留さんと糸原さんがチャンスを作ってくれたので、詰まってはいましたが練習してきたスイングができて良かったです」

 1点リードの三回だった。2死からの連打で一、二塁となった好機。2-2と追い込まれながらも、ハフの内寄りのカットボールを振り抜くと、詰まりながらも打球は緩いゴロで左前に転がり、二走・福留が生還した。

 「引っ張れるボールは引っ張ったらいいんだから。三塁線にパーンと打つぐらいの感じでいいと思うので」と金本監督。3度あった得点圏の打席で凡退した21日の巨人戦後に「右を狙いすぎている」と話し、そこから感覚の部分も含めて左方向への打撃について助言。この日の試合前も左翼スタンドに柵越えを連発していた中、今季初の左方向への適時打で成果を示した。

 15日のヤクルト戦以来、自身6試合ぶりとなった打点。試合後は「がんばります。明日がんばります」と短い言葉に気持ちを込めた。この一打をきっかけに上昇カーブを描ければ、打線全体も活気づいてくる。

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