ロサリオが同点の中犠飛「ランナーをかえすことだけ考えてた」
「広島-阪神」(29日、マツダスタジアム)
阪神がウィリン・ロサリオ内野手が放った中堅への犠飛で同点に追いついた。
1点を追う六回。先頭の植田が遊撃内野安打で出塁。1死から二盗を決めると、捕手・磯村の悪送球の間に三塁へ進んだ。絶好機で打席には4番・ロサリオ。フルカウントからの6球目、真ん中付近のスライダーに反応した。打球は中堅への飛球となり、下水流の捕球を確認すると、植田がタッチアップして本塁を駆け抜けた。
「とにかくランナーをかえすことだけ考えていたよ。犠牲フライという結果だったけどゲームを振り出しに戻すことができたので、ここからも集中してチームに貢献したいね」とコメント。足を使った攻撃で試合を振り出しに戻した。