阪神が3連勝で2位浮上 上本4打点 メッセンジャー5勝目 DeNAは3連敗

試合後、阪神・メッセンジャーに抱きかかえられ笑顔を見せる阪神・上本=甲子園(撮影・田中太一)
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 「阪神4-2DeNA」(3日、甲子園球場)

 阪神がDeNA相手に競り勝ち、今季4度目の逆転勝利。今季最多となる4万6596人の前で連勝を3に伸ばした。

 初回、先発のメッセンジャーがロペスに適時二塁打を浴び、先制点を許した。それでも二回以降は粘りの投球。四回は無死二、三塁のピンチを招いたが、宮崎を見逃し三振、梶谷を二ゴロ。申告敬遠を挟んで東を空振り三振に斬って脱した。

 今季2度の中止後はいずれも助っ人が先発して2戦2勝。さらに過去、ウル虎の夏で着用するイエローユニホームでは2戦2勝と、勝率100%の吉兆データが残っていたが、7回を6安打1失点でリーグ単独トップの5勝目。不敗神話も伸ばした。

 打線は五回、2死一塁からメッセンジャーが中前打でつなぐと、上本が初球、真ん中のカーブを左中間に運んだ。一走・メッセンジャーが激走で一気にホーム生還。逆転に成功した。七回には1死満塁から2点適時打。3安打で、自己最多タイ4打点の大暴れだ。上本は1日の同戦でも3打数3安打2打点。2戦連続猛打賞と好調が続いている。

 八回は桑原、九回をドリスとつなぎ、ドリスは10セーブ目。これで今季、DeNA相手に4戦全勝。4位から一気に2位まで浮上した。

 お立ち台ではメッセンジャーは「初回に点を取られてしまって残念だったが、その後、0を並べることができてよかった。(甲子園初勝利に)みなさんの前で勝てて最高。ウエポンが絶好調。彼がやってくれると思っていたよ」と笑顔。打のヒーローとなった上本が「来た球を打とうと思った。メッセンジャーがよくホームまで帰ってくれました」とうなずき、肩を組んだ。

 4日からは中日との3連戦。同日はドラフト2位・高橋遥=亜大=が先発する。

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