抹消の上本、前半戦復帰の可能性も 「左膝前十字靱帯損傷の恐れ」の診断
5日の中日戦で負傷退場した阪神・上本博紀内野手(31)が6日、クラブハウス内でチームドクターの診察を受け、「左膝前十字靱帯(じんたい)損傷の恐れがある」と診断された。近日中に精密検査を受ける予定。上本はこの日出場選手登録を抹消された。
金本監督は完治までの期間について「1カ月くらいかな。まだ細かいところははっきり分からないけど」と説明。今季絶望の最悪な事態は避けられそうで、前半戦での復帰の可能性も見込まれる。
上本は5月に入って12打数9安打と好調だったが、5日の中日戦(甲子園)で初回に二盗を試み、左足から滑り込んだ際に左膝を痛めたもよう。担架で運ばれ途中交代し、そのまま兵庫・尼崎市内の病院で患部の画像を撮影していた。