植田、15日DeNA戦から全“カイ” 体調回復、チームに再合流
体調不良で11日・広島戦から2戦連続で欠場した阪神の植田海内野手(22)が13日、チームに再合流した。マツダスタジアムに隣接する室内で行われた試合前練習に参加。打撃練習で強い打球を放ち、ノックでは軽快な動きで好調をアピールした。
ようやく戻ってきた攻撃のキーマン。巨人戦後に東京から移動してきた11日に発熱を訴え、広島市内のホテルで静養していた。「(熱は)40度くらい」と高熱に見舞われたが、体調は2日で回復。雨天中止となってしまったが、この日の広島戦には「2番・遊撃」でスタメン出場する予定だった。
欠場する前は10試合連続で先発出場を果たし、チームトップタイの6盗塁で打率・316をマーク。得点の起点としてフル稼働していた。その植田が不在となった2試合は、計2得点しか奪うことができず連敗。結果的に、チームにとって痛恨の離脱となってしまった。
連敗ストップへ。15日からは地元でDeNAとの3連戦を迎える。「連敗中とかではなくて、自分のやれることをやるだけだと思うので、頑張ります」と万全の状態に整えて巻き返すことを誓った。虎打線の機動力を存分に発揮するために、再びグラウンドを駆け回る。