岩貞 今季最短5回4失点で降板

5回DeNA無死、DeNA・大和(左)に二塁打を打たれる阪神・岩貞=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-DeNA」(16日、甲子園球場)

 阪神の岩貞祐太投手(26)が5回6安打4失点(自責2)でマウンドを降りた。今季最多失点、そして今季最短降板だ。雨天中止の影響で、中9日で調整したマウンド。「全力で投げる」と意気込んだ舞台で、結果を残すことができなかった。

 その立ち上がり。1番・桑原に右中間への二塁打を浴びると、これを右翼・糸井がファンブル。いきなり無死三塁のピンチを背負った。そして続くソトは空振り三振に斬って取ったが、3番・ロペスの打球は中前へ。ピンチで踏ん張れず、DeNAに先制点を許した。

 さらには三回。2死走者なしから、2番・ソトに真ん中へ甘く入ったスライダーを左翼スタンドに運ばれ、今季初被弾。四回、五回も得点圏に走者を背負うと、勝負所で適時打を許し、1点ずつ奪われた。

 岩貞は今季4度目の先発登板で、ここまで2勝無敗。いずれも本拠地・甲子園での白星だった。またDeNAとは今季初対戦。「破壊力があるチーム。切れ目がないので、1つ1つのアウトを取っていくしかない」と意気込んでいた。

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