「交流戦、西武10-5阪神」(3日、メットライフドーム)
今季初めて1軍に登録された阪神・陽川尚将内野手が、ダブルスコアで敗れた試合で2安打4打点と気を吐いた。
登録即の「6番・一塁」でのスタメン起用に見事応えた。4点を追う六回。無死一、二塁で5番の中谷が適時二塁打を放ち、なお二、三塁で3度目の打席に入ると、西武・榎田から右前に鮮やかに2点打を運んだ。
7点ビハインドの展開で迎えた八回の打席では、2番手の平井から左翼へ1号2ランを打ち込んだ。
ロサリオの長引く不振に首脳陣が断を下して、この日登録抹消。代わって昇格した陽川は、しっかりチャンスをものにした。