秋山、今季初スライド「大丈夫」 不敗雨神話!阪神は今季雨天中止後5戦5勝
6日のオリックス戦が雨天中止となり、阪神の秋山拓巳投手(27)が7日の同戦にスライド登板する。チームは今季5度の雨天中止の次戦で5戦5勝。「今シーズン(スライド登板は)初めてですけど、大丈夫だと思います」と自信をのぞかせ、万全の準備で臨む構えを示した。
仕切り直しで迎える登板。雨天中止決定後、すぐに気持ちを切り替えた。キャッチボールやランニングを終えると、ブルペンで投球練習を敢行。「今シーズン初めてのことなので、ピッチングに入って調整しました」と、状態をチェックした。
交流戦ではオリックスと過去2度対戦し1勝0敗。3月25日のオープン戦でも5回無失点に抑えるなど、決して相性は悪くない。「(長い)距離を打てる選手が多い印象」。前日5日に先発したメッセンジャーが吉田正、マレーロに2者連続弾を浴びたこともあり、一発が脅威の難敵相手に警戒を強める。
前回5月31日のソフトバンク戦(甲子園)では7回5安打1失点の力投も打線の援護に恵まれず、5敗目を喫した。チームは交流戦で勢いに乗ることができず、1勝6敗と苦戦しているが、一方で雨天中止は吉兆だ。雨天中止次試合の勝率100%に金本監督も「そうなればいいけどね」と期待。秋山自身も、同23日・ヤクルト戦(岩貞が登板予定)が中止となった翌日の同戦で登板し、8回無失点の好投で勝利を挙げた。
チームの連敗をストップへ。不敗神話を継続させる快投で暗雲を振り払う。