阪神・鳥谷 秋山から最大級の賛辞と感謝贈られる 攻守でベテランの技

 「交流戦、阪神2-1オリックス」(7日、甲子園球場)

 阪神が鳥谷の決勝打で連敗を2で止め、2位に浮上した。

 今季初のお立ち台に登場した鳥谷を大歓声と拍手が包んだ。攻守で存在感を発揮したベテランに最大級の賛辞と感謝を贈ったのは、一緒にお立ち台に上がった秋山だった。

 「攻撃でも守備でも助けられました。頼れる偉大な先輩です」

 その言葉が決してお世辞ではない活躍だった。

 同点で迎えた六回、2死一塁。金子のチェンジアップを右中間へ運んだ。一塁走者の糸井をホームにかえす貴重な勝ち越し二塁となった。

 通算803打点目。藤田平氏と並ぶ球団タイの5位から単独5位となる打点は試合を決める一打となった。

 この日は、今季初の三塁でスタメン出場、好守でも球場を沸かせた。先制直後の四回1死一塁の場面。三塁線を破りそうなマレーロの打球に反応。横っ飛びで捕球し、すぐさま二塁へ送球。5-4-3の併殺を決めて無失点で切り抜けた。

 「鳥谷さんの守備で何とかゲームを作れた」と秋山が絶賛したプレーだったが、鳥谷は「去年一年間、守ったポジションなので、守りやすかった。チーム事情でいろいろあったんですけど、これからも頑張りたい」。自信と誇りをうかがわせた。

 今季初のお立ち台。「久しぶり過ぎてよく分からないんですけど、これからも一回でも多く立てるようにしたい」と力強く宣言した。

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