桑原&ドリスが完璧救援 1回3人斬り競演!1点差守り切る

 「交流戦、阪神2-1オリックス」(7日、甲子園球場)

 受け取ったバトンを、見事につないだ。1点リードの緊迫した場面で、2人の頼れる右腕がマウンドで躍動した。

 まずは八回から登板した阪神・桑原。先頭の代打・小田への4球目に投じた直球は、この日最速となる150キロを計測。フルカウントから低めのスライダーで三飛に料理して1死を奪うと、1番・西村も変化球で左飛に。続く福田を2球で追い込むと、スライダーで見逃し三振。危なげなくスコアボードに0を刻んだ。「ボール先行になったのは反省。しっかり投げられた」と冷静に振り返った。

 そして九回はドリスが登板。背中の張りを訴え、5月30日のソフトバンク第2戦から3日の西武戦まではブルペン待機していなかった守護神が、5月29日・ソフトバンク戦以来、約1週間ぶりにマウンドに上がった。

 この日猛打賞と当たっている先頭・吉田正を、カウント1-2から投ゴロに打ち取ると、4番・マレーロは153キロの真っすぐで三ゴロ。2死から、5番・小谷野も直球で三ゴロに仕留め、相手の中軸を封じた。久々に味わう勝利のハイタッチ。試合後は「ストライク先行で投げられて良かった」とドリスは笑みを浮かべた。虎が誇る鉄壁の救援陣、その頼もしさは増していくばかりだ。

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