ロサリオ本格修正スタート 大きく、ゆっくり!2軍降格後初の屋外打撃練習

 阪神のウィリン・ロサリオ内野手(29)が7日、鳴尾浜での2軍練習で、降格後初となる屋外フリー打撃を開始した。浜中2軍打撃コーチの指導の下、復調を目指した本格的な打撃修正に着手した。

 午前10時。全体練習がスタートして早々に、ロサリオは目立っていた。隊列を組んで行うウオーミングアップ。通常、新人選手や若手が各列の先頭に立つが、背番号20は率先して一番前に立ち体をほぐした。「いいことなんじゃないかな」とは矢野2軍監督。助っ人が現状打破への思いを行動で示した。

 この日の打撃練習では計39スイングで3本の柵越え。浜中コーチはこれまでのフォームを「(トップで)間が取れていない」と分析し「ゆっくりの球を大きくゆっくり打たせた。速い球を打つより、今のロサリオにとってはいい練習になると思った」と説明。「きょうのフリー打撃でもちょっと慌ててスイングしてるかな」と指摘した。

 練習後、報道陣からの「グッド フィーリング?」との問い掛けに、ロサリオは「イエス!」と力強くうなずいた。週末は鳴尾浜に残留し、12日のウエスタン・広島戦(由宇)からの実戦復帰が濃厚。まずは土台を固め、課題の変化球打ちへのきっかけを模索していく。

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