虎獲得目前ナバーロに極上評価 WBCメキシコ代表盟友、日本ハム・レアードが太鼓判
阪神が新外国人選手として獲得に迫っているエフレン・ナバーロ内野手(32)=カブス傘下3Aアイオワ=に関して、日本ハムのブランドン・レアード内野手(30)が11日、日本での活躍にエールを送った。17年WBCでメキシコ代表として共にプレーした間柄で、プレーはもちろん、性格面も含めて日本野球への適応を確信。日本で成功した助っ人の言葉だけに説得力もあり、期待が高まるばかりだ。
12日から札幌で相まみえる日本ハムから、対戦を前に意外な?「エール」が届けられた。送り主はレアードだ。阪神が獲得を目指すナバーロとは、17年のWBCメキシコ代表で共に戦った間柄。だからこそ、戦友について問われると、阪神にとっては心強い言葉が発せられた。
「打つ方に魅力がある。頭を使うし、辛抱強い。(活躍できるかと問われ)もちろん。(アメリカなどで)しっかり結果を出している。活躍できると思うよ」
国を背負って戦った関係性もあり、絆は深く、打撃を含めて間近でプレーを見てきた中での「確信」だ。何よりレアード自身が、日本で成功を収める外国人選手の一人。15年から日本ハムでプレーし、当初は日本野球への適応に苦しんだものの、「3年連続30本塁打」を記録している選手だけに説得力がある。
メキシコ代表は17年のWBCで3試合を戦った中、ナバーロは6番や7番を打ち、9打数4安打1打点で打率・444という数字を残した。また、クリーンアップを任されたレアードは、13打数3安打4打点で、打率・231という成績。自身の後ろを打つナバーロの打棒を、頼もしく感じていたわけだ。
また、プレー面はもちろん、シーズン途中加入となれば、チームになじめるかどうかも重要なポイントになる。性格面に関して問われると「周りを笑わせていた。明るいよ」と振り返ったように、問題はない。異なる環境にも難なく溶け込めれば、グラウンドでのパフォーマンスにもつながってくる。
阪神はすでに、NPBに対して身分照会の手続きを行った。手続きの完了次第、球団間の交渉に入ると見られている。ナバーロはすでに、所属していたカブス傘下3Aアイオワを離れたもよう。順調に交渉が進み、正式に交渉がまとまれば、6月中の来日も現実味を帯びてくる。
この日のロッテ戦は中止となったが、打線の低調は続いたまま。ナバーロには起爆剤としての躍動が求められるが、レアードの言葉を聞けば、期待は高まるばかりだ。
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