ナバーロ、ぶっつけ1軍ある? 金本監督示唆 ビザ取得心待ち

 阪神・金本知憲監督(50)が18日、新外国人選手のエフレン・ナバーロ内野手(32)=前カブス傘下3A=を、2軍戦出場を経ずに1軍デビューさせる可能性を示唆した。現在は練習で調整している段階だが、18日付で支配下選手登録され、就労ビザが発給されれば試合出場が可能となる。練習での状態次第では、いきなりの1軍出場もありえる状況だ。

 チームにとっては確かな上積みとなる補強だからこそ、期待は大きい。16日に来日し、17日に入団会見を行ったばかりのナバーロの今後に関して、金本監督が言及。いきなりの1軍デビューの可能性を否定しなかった。

 「(まず2軍かどうかは)どうしよう。決めてない。(練習で良ければすぐに使いたいかと問われ)まあね」

 まだナバーロには就労ビザが発給されていないため、試合の出場は不可能な状況だ。昨年途中加入したロジャースは、ビザ発給後に2軍戦に出場して調整。ナバーロに関してもそういった流れが基本線と考えられるが、金本監督の言葉を聞けば、当面の練習の状態次第では、いきなり即1軍デビューとなる可能性も出てくる。

 ナバーロは17日の会見で、かつて阪神で大活躍したマートンから、日本野球についての話を聞いた過去を明かしている。その「助言」を忘れることなく、今後に生かしていく勤勉な性格の持ち主で、会見後には、甲子園の室内で約50スイングのフリー打撃を行って調整していた。

 この日は、大阪府北部を震源とする地震の影響で大渋滞が起こったため、予定していた甲子園での練習を急きょキャンセル。滞在先近辺のスポーツジムでの練習に切り替え、汗を流したもようだ。突然の地震にも動揺することなく、真面目に練習に励むところに阪神での活躍にかける思いが感じられる。

 金本監督は「就労ビザはいつ取れるかな」とビザ取得の日を心待ち。今後の練習での状態などをじっくりと見極め、1軍合流のタイミングを計っていく。

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