球宴ファン投票選出9年ぶりゼロ 投打とも低調で最下位 球団社長「残念です」
マイナビオールスターゲーム2018(7月13、14日・京セラドーム大阪、熊本藤崎台県営野球場)のファン投票結果が25日、発表され、単独最下位に沈む阪神は09年以来9年ぶりとなる選出者ゼロとなった。選手間投票、プラスワン投票、監督推薦を含めた全出場選手は後日、発表される。
18日に最終の中間発表が行われたが、選出圏内に入っている選手は誰もいなかった阪神。得票数を伸ばすためにはチームの躍進が欠かせなかったが、24日の広島戦で今季初の5連敗(1分け挟む)を喫し、2年ぶりの単独最下位に転落した。
開幕から打線が低調で、投手陣も勝ち星が伸び悩んだ。09年以来9年ぶりとなるファン投票選出者ゼロという結果に、揚塩球団社長は「非常に厳しいですね…残念です」と肩を落とす。この年は金本監督が選手間投票で選出されたが、仮にファン投票、選手間投票でも選出者が出なければ、史上初の球宴出場ゼロとなる可能性もある。
同球団社長は「これから勝って巻き返してほしいと思っています」と低迷するチームにハッパをかけた。まだシーズンは半分以上も残されている。ファンが球宴を楽しみに待てるように最下位脱出、そして選手の奮起が必要だ。