阪神・松田とソフトバンク・飯田がトレード

ソフトバンク・飯田優也との交換トレードが成立し、会見する阪神・松田遼馬=阪神球団事務所(撮影・高部洋祐)
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 阪神・松田遼馬投手(24)と、ソフトバンク・飯田優也投手(27)による交換トレードが成立したことが26日、分かった。既に合意に達しており、間もなく両球団から発表される予定。

 補強期限終了目前で、電撃トレードが成立した。阪神が手薄な左の中継ぎ補強として、ソフトバンクから飯田を獲得。飯田は神戸弘陵-東京農業大学北海道オホーツク硬式野球部を経て、2012年度の育成ドラフト3位でソフトバンクに入団。14年5月に支配下登録されると、ここまで97試合に登板。150キロ近い速球を軸に、スライダー、チェンジアップなど、多彩な変化球も魅力の左腕だ。

 阪神の中継ぎは昨季、5投手が60試合以上の登板を果たすなど、抜群の安定感を誇った。だが、今季は高橋聡が左肩のコンディション不良で抹消されると、ベテランの能見をリリーフに配置転換。6月末に復帰しているが、岩崎も状態が安定せず、後半戦スタートから再合流している状況だ。また、マテオも現在抹消中。終盤の連戦を見据えて、リリーフ左腕の補強に打って出た。

 また、松田は11年度のドラフト5位で阪神に入団。2年目にプロ初登板を果たすと、ここまで主に中継ぎで111試合に登板。初登板今季は1軍登板がなかった。

 松田は「必要としてもらっているので、今は頑張りたいという気持ちが強いです。(ファンへ)二軍に居ても声援を送ってくれて、感謝の気持ちでいっぱいです」と語った。

 阪神は今年、シーズン開幕前の3月にも西武と、榎田大樹投手(31)-岡本洋介投手(32)の交換トレードを成立させている。

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