飯田、ソフトバンクから移籍後0封デビュー 1回2安打2K、1軍も近いゾ!

 「ウエスタン、阪神3-5ソフトバンク」(3日、鳴尾浜球場)

 心底喜べる内容ではなかったが、タテジマのユニホームを着ての“初仕事”をしっかり果たした。ソフトバンクからトレードで入団した阪神・飯田が実戦初登板を飾った。六回から1イニングを投げ、2安打2三振1四球で無失点。直球の最速は146キロを計測した。

 先頭の8番・茶谷を高め直球で中飛。だが続く栗原に安打を許すと、四球と安打で1死満塁のピンチ。「マウンドに上がるとフワフワして、特に前にいたチームだったので」。古巣を相手に浮き足立ちそうになったが、ここからが見せ場だった。

 3番・吉村を真ん中高めの直球で空振り三振。4番・江川にはフルカウントから低めの変化球で空を切らせ、元同僚たちを料理した。「全体的に球自体は良くなかったけど、何とか、うまい具合に散らしながら粘れたかなと思います。悪い中で抑えるというのが一番、野球選手として大事だと思うので」とスコアボードに刻んだ「0」に少しだけ胸を張った。

 矢野2軍監督も「近い段階で上(1軍)も見たい感じになってくるんじゃないか。面白いと思ってる」と期待大だ。「ビッグチャンスだと思って、やっていってくれって言ってくださった」と指揮官の言葉を意気に受け止めた飯田。真夏の1軍デビューも、そう遠くはない。

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