小野、山田哲阻止ヤ バースの13試合連続打点にあと2 5日先発「止める」

 5日のヤクルト戦(京セラ)で先発予定の阪神・小野泰己投手(24)が3日、大先輩の記録保持へ山田哲を封じることを誓った。現在、11試合連続で打点を挙げており、4日の同戦で打点をマークすれば、阪神OBであるバース氏が成し遂げた13試合のプロ野球記録に王手をかける。偉業達成を阻止し、チームに白星を呼び寄せる意気込みを示した。

 「何とか止められるようにしたい。(前回は)2本打たれているので、一発に警戒しながら大胆に攻められればいい」

 前回7月27日の同戦では、バレンティンとカラシティーに本塁打を浴びるなど5回4安打3失点で黒星を喫した。一方、現在打率・320と好成績を誇る山田哲との相性は抜群だ。通算対戦成績では、10打数2安打で打点1。今季に限れば、3打数無安打と1本の安打も許していない。

 記録を達成させないことで勝機をつかむ可能性も高まる。香田投手コーチは「チームの主軸を打つ選手。止めることが勝ちにつながると思う。阪神の大先輩が作った記録を超されないためにも、我が軍の投手陣の奮起に期待したい」と好打者封じを促した。

 この日は、京セラでの全体練習に参加。同球場では、17年8月15日・広島戦以来、1年ぶりの登板となる。マウンドを使い真っすぐやカーブ、フォークなど計45球を投げ込み、傾斜などを確認した。「準備の段階でいい練習ができた」と小野。好調ツバメ打線をたたき落とし、5勝目をつかみ取る。

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