北條サヨナラ犠飛で最下位脱出 チーム今季最長5時間11分!延長十一回決めた

 「阪神10-9ヤクルト」(4日、京セラドーム大阪)

 阪神が今季3度目のサヨナラ勝ち。ド執念を見せつけた。延長十一回に1点を勝ち越されながら、その裏に糸原健斗内野手(25)の適時三塁打で同点。1死三塁から北條史也内野手(24)の左犠飛で勝負を決めた。最大5点差をひっくり返し、延長戦に持ち込まれても再逆転した。チーム一丸となって最下位から脱出し、4位へと浮上した。

 何とかしたかった。チームを勝たせたかった、そしてバントミスの汚名も振り払いたかった。リベンジへの執念に自然と体を突き動かされた北條。犠飛でチーム今季最長となる5時間11分のゲームに終止符を打った背番号2は「自分が決めてやろうと思っていた」と興奮を隠さない。

 場面は1点を勝ち越された直後の延長十一回。1死から代打・原口が左前打で出塁した。ベンチは躊躇(ちゅうちょ)なく代走・植田を告げ、ベンチに残っていた野手最後のカードを使い切った。その執念が乗り移ったかのように、糸原は左前へ痛烈な打球を放ち、左翼・三輪が後逸(記録は三塁打)。外野を転々とする間に植田が同点のホームを踏み、なおも1死三塁の絶好機で北條が打席に立った。

 簡単に追い込まれたが「何とか事を起こしてやろうと思って」と闘志は消えなかった。5球目、浮いたフォークに食らいつくと打球は高々と上がった。「糸原さんがかえってくれるだろうと思った」。自身初のサヨナラとなる犠飛で死闘に終止符を打つと、仲間のウオーターシャワーが「最高に気持ちよかった」と満面の笑みを浮かべる。

 逆境を打破する気持ち、そして打席で食らいつく姿勢-。レギュラー定着を期待された昨年、開幕から結果を残せなかった。ただそれ以上に、金本監督が物足りなく感じていたのは打席の中での姿だった。

 追い込まれても懸命に粘る、何とかして食らいつく。昨年、夏場も終わりを迎えたころ「そういう姿勢があればもうちょっと違った結果が出ていたんじゃないか?」と金本監督から直接指摘された。真剣な表情でその言葉を受け止めていた北條。それが今、打席で前面に出ているからこそ、結果がついてきている。

 同点の九回無死一塁では送りバントが投前に転がり、最悪の併殺打。「そのミスを取り返したかった」と北條は言った。「取り返すんだという、いい意味の引きずり方をしてくれればいいなと思っていた」と目を細めたのは金本監督。若虎に芽生えた強い心-。それが連敗に終止符を打ち最下位を脱出させた。

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