ドラフト上位候補に金足農・吉田投手リストアップ

 阪神が12人前後の今秋ドラフト上位候補に金足農・吉田輝星投手(3年)をリストアップしたことが12日、分かった。この日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を開催。高校生を50人程度まで絞り込み、8月下旬に宮崎で行われる「第12回BFA U-18アジア選手権」と、直前に東京で行われる強化合宿へのスカウト派遣を決めた。

 会議後、佐野アマ統括スカウトは「高校生に楽しみな野手が多い」と語った。チームの最優先補強ポイントは高校生野手。大阪桐蔭・藤原、根尾、報徳学園・小園らがドラフト1位の最有力候補に挙がる中、今夏で一気に評価を上げてきたのが吉田だ。

 秋田大会を1人で投げ抜き、夏の甲子園初戦となった鹿児島実戦では14奪三振で1失点完投。チームを初戦突破へ導いた。球団関係者は「軸となる直球のキレ、球威を見ても今年の高校生投手ではNo.1。間違いなく(1巡目の)12人に入ってくる」と評価。高校生野手の指名で競合し、抽選に外れた場合などに備え、将来性豊かな右腕の調査も進める。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

タイガース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(タイガース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス