阪神・秋山9敗目 2カ月以上白星なし ヤクルトは自力V可能性復活

頬を膨らませながら引き揚げる阪神・金本監督=神宮(撮影・出月俊成)
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 「ヤクルト3-2阪神」(17日、神宮球場)

 阪神がヤクルトに競り負け、カード初戦を落とした。先発の秋山が9敗目。首位・広島がDeNAに敗れる中、ゲーム差を縮めることができなかった。

 試合は初回、先発の秋山が先頭・坂口に左前打を浴びると、青木には左中間を破られ、いきなり無死二、三塁を背負う。山田は見逃し三振に斬ったが、続くバレンティンに左前適時打を許して1点を失うと、雄平には右翼線を破られ、適時二塁打で2点目を失った。

 二回にロサリオ、鳥谷の連打から、梅野が三塁線を破る適時二塁打。続く秋山の中前適時打で同点に追い付いたが、三回に山田に与えた四球からバレンティンに右中間を破られ、勝ち越しのホームを許した。

 四回には2死から3連打で満塁を作るも、秋山が二ゴロに倒れて無得点。五回にも1死一、二塁としたが、糸井が二ゴロ併殺に打ち取られた。秋山は五回、1死から山田に四球を与えたところで途中降板。4回1/3を投げて6安打3失点で黒星を喫した。柱として期待された右腕が、6月7日のオリックス戦を最後に、2カ月以上白星から遠ざかっている。

 ヤクルト戦は今季、試合前の時点で9勝4敗。3連勝中と相性が良かったが、12度目の1点差負け(17勝)で接戦を落とした。また、ヤクルトの自力優勝の可能性が復活し、広島の優勝マジックが消滅した。

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