阪神、5カード連続の勝ち越し逃す 終盤追い上げも…先発・岩田の危険球退場が誤算

9回阪神1死満塁、阪神・鳥谷敬(中央)は併殺に倒れ、試合終了となる=神宮(撮影・出月俊成)
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 「ヤクルト8-5阪神」(19日、神宮球場)

 阪神は終盤の追い上げも及ばず、5カード連続の勝ち越しを逃した。

 2-8で迎えた七回。先頭の梅野が中前へ運ぶと、途中出場の伊藤隼が右翼線への二塁打でチャンスメーク。無死二、三塁とすると、糸原の二ゴロの間に1点を返した。

 続く北條が、2番手・風張から中前へはじき返し、7試合連続安打&2試合連続打点と好調を見せつけた。

 その後、2死一、二塁とし、5番・ロサリオが外角のスライダーに反応。左前に運び、3点差に迫った。

 さらに九回にはヤクルト・抑えの石山の乱調に乗じて無死満塁の好機をつかむ。一発出れば逆転の場面をつくったものの、続くロサリオが三邪飛、鳥谷が二ゴロ併殺に倒れた。

 約1カ月ぶりの登板となった先発の岩田は一、二回に2本の本塁打を浴びて3失点。三回には青木への危険球で退場となった。急きょ、マウンドに上がった岡本がヤクルト打線を止められず、バレンティンに適時二塁打や谷内に2点二塁打を浴び、4点を失なうなど、序盤の大量失点が響いた。

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