藤浪が救世主 16日1軍復帰へ!金本監督期待「連戦で力になってくれれば」
阪神・金本知憲監督(50)が10日、藤浪晋太郎投手(24)を16日のDeNA戦(横浜)で1軍復帰させる可能性を示唆した。右腕は11日にウエスタン・オリックス戦(鳴尾浜)に調整登板し、問題がなければ16日に向かう。今後、最大20連戦となる可能性もある中、藤浪が救世主として期待通りの働きを見せれば、チームにとって大きなプラス材料となる。
最大20連戦の可能性もあるハードな日程が待っているからこそ、余計に恋しくもなる。2軍調整中であっても、常に気にかけてきた存在。期待は今でも変わらない。金本監督が藤浪の16日・DeNA戦での1軍昇格の可能性を示唆した。
「次は日曜日(16日・DeNA戦)が空いてるのかな。(11日からの7連戦は先発が)足りないんだから。まあ、どうやろう。火曜日(11日の2軍戦)ぐらいに投げるんかな、それなら。藤浪が。短いイニングだけど」
本来は9日のウエスタン・ソフトバンク戦(安芸)で先発予定だったが、降雨中止。そのため11日の同・オリックス戦に調整登板する方向だ。そこで問題なければ、中4日で16日のDeNA戦で1軍昇格という流れが予想される。
「上げておきたいとかいう余裕がある状態ではないけど、本当に戦力として、戦力としての上がり方というか。1回上げてどうこうというレベルではなく、本当に戦力としての頭数というので、上げると思うんでね。その時は」
藤浪が最後に1軍で投げたのは、夏の長期ロード前の7月26日の広島戦(甲子園)。自己最短となる0回1/3での降板。2安打4四死球5失点で敗れ、そこから2軍生活が続いているが、自身が考える課題に取り組みながら修正を図っている。前回2日のウエスタン・広島戦では6回5安打1失点の結果を残した。
この日、今後の連戦に関して香田投手コーチは「(先発は)6人しっかり確立して、少しでも長いイニングを投げてくれれば」と話し、そのローテの中に「藤浪も入ってくる可能性はある」と答えた。藤浪が存在感を示してくれれば、大きなプラス材料だ。
「こっちは常に常に、早くきっかけをという思いはずっと持ってるし。終盤に何とか、連戦とかで力になってくれないかなと。なってほしいですね」と金本監督。上位進出のため、眠れる右腕に救世主としての期待をかけ、「復活」を待つ。
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