福留が負傷交代 全力疾走の内野安打直後に代走送られる

6回、ショートへの内野安打を放ち、一塁に駆け込む阪神・福留孝介=甲子園(撮影・高部洋祐)
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 「阪神-中日」(11日、甲子園球場)

 阪神の福留孝介外野手(41)が六回、全力疾走で内野安打を奪った後、負傷交代した。詳細は明らかになっていないが、右足でベースを踏んだ際に顔をしかめており、同箇所付近の痛みを訴えての交代とみられる。

 試合は阪神が2度、同点に追い付く展開で迎えたこの回、福留が先頭で打席に立った。打球は遊撃・京田の前にボテボテで転がり、福留は一塁に向けて全力疾走。間一髪のタイミングで内野安打を奪った。

 だが、この後すぐに一塁の久慈コーチに異変を訴え、ベンチに戻る。治療が行われたが、そのまま伊藤隼が代走に出て、途中交代となった。

 この日も「3番・左翼」で先発出場し、初回にも右前打を放つなど、攻撃を引っ張ってきたチーム最年長。詳細は不明だが、離脱となればチームに大打撃となる。

 福留は交代後、厳しい表情で無言のまま、トレーナーに付き添われ、早歩きでクラブハウスに戻った。

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