投手陣5人目の危険球退場 メッセンジャーが中日・松井雅へ頭部死球
「阪神-中日」(11日、甲子園球場)
先発したランディ・メッセンジャー投手(37)が四回、松井雅の右側頭部に死球を与え、危険球で退場した。
初回に3ランで3点を先制され、1点を返した直後、四回のマウンドだった。先頭のビシエドに右翼ポール直撃のソロを浴びると、1死を挟んで高橋、福田に連打を浴びて一、三塁。ここで打席に松井雅を迎えた。その初球、内角を狙った直球が松井雅の頭部付近を直撃した。
球審の梅木は「危険球とみなし、退場処分とします」とアナウンス。松井雅は担架でベンチ裏に運ばれた。
阪神投手陣の危険球退場処分は、今季5人目。球団ではワースト記録となる。4月8日の中日戦(京セラドーム)で、石崎が大野奨に頭部死球を当てて退場。6月30日のヤクルト戦(神宮)にも、先発・岩貞が青木に頭部死球を与え、退場処分を受けていた。
さらに、8月16日の広島戦(京セラドーム)でも、ドリスが会沢の頭に当てて、危険球で退場。同月19日のヤクルト戦(神宮)では、岩田が青木に対して初球、内角を狙った直球が頭部付近に抜け、危険球と判定された。
メッセンジャーは今季、4月12日の広島戦(甲子園)でも、審判に暴言を吐いて退場処分を受けている。
関連ニュース

編集者のオススメ記事
タイガース最新ニュース
もっとみる阪神 25日のウエスタン・オリックス戦に先発の才木が調整「しっかりマウンドを確認して」
阪神・藤川監督 敗戦でOP戦締めも「開幕日が一番いい状態ではなく、最後の時に一番いい形を迎えることを考えている」【一問一答】
【狩野恵輔氏の眼】右打者に対しても直球が生きる阪神・門別 先発ローテを任せられる投球を見せてくれた
阪神・藤川監督 開幕期待して!主力故障者なし&コンディション上々「いいスタート切れそう」自信手応え弾む声
阪神・梅野“3本締め” オープン戦最終3安打固め打ち1打点「1打席、1打席対応ができた」
阪神・門別 11年久保以来OP戦防御率0・00「要所しっかり」5回2/3自責0
阪神・平田2軍監督が怒り 5失点・津田に「当分投げさせない」井上2戦連発も「何個三振してるの」
阪神は惜敗 OP戦は3勝5敗4分けで終了 先発・門別は5回2/3を7安打2失点