藤川、巨人・杉内から前夜に電話「僕ら世代では1番の左投手」

 阪神の藤川球児投手(37)が12日、今季限りで現役引退する意向を明かした巨人・杉内俊哉投手(37)について語った。

 「松坂世代」と呼ばれる昭和55年生まれの同学年。昨夜、本人から直接、電話で報告を受け「僕らの世代では1番の左投手。同じ投手として尊敬するところも多かったですし、互いに切磋琢磨(せっさたくま)してきた数少ない1人です」と表現し、思い出を振り返った。

 2006、09年のWBC、北京五輪では共に日の丸を背負って戦った。電話では「最後、投げられるかどうか分からないけど、そういうところが見られたらうれしいな。また、みんな現役が終わって。いくつになるか分からないですけど、思い出話でもしながら、お酒でも飲みたいね」と伝えたという。

 巨人-阪神のライバル関係の中で、しのぎを削ってきた左腕の引き際に「杉内も松坂(大輔・中日)も本当のプロフェッショナル。同級生でも数少ない存在です。なかなかこれからも、こういう投手は現れないと思います」と、不世出の一流選手に賛辞を惜しまなかった。

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