阪神、記録尽くめの20点で最下位脱出 大山6安打3発7打点 藤浪満塁弾&3勝目

 20点大勝のスコアボードに映し出された笑顔でインタビューを受ける阪神・大山
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 「DeNA4-20阪神」(16日、横浜スタジアム)

 阪神が19安打を放ち、2014年8月5日のヤクルト戦(神宮)以来4年ぶりとなる今季最多の1試合20点で快勝し、最下位脱出した。

 「3番・三塁」で先発した大山悠輔内野手が、自身初の3本塁打を含む6打数6安打7打点と大暴れ。三回に7号、8号と1イニング2本塁打を記録するなど、バットは止まることがなかった。

 大山の1試合6安打以上は03年7月27日・城島健司(当時ダイエー)以来、15年ぶり9人目。球団では1954年5月26日・中日戦での渡辺博之以来、64年ぶり2人目。

 さらに阪神選手の1試合3本塁打は、2010年6月29日・中日戦(甲子園)のブラゼル以来、8年ぶり。日本選手では09年4月10日・巨人戦(東京ドーム)の金本知憲以来、9年ぶりとなった。

 記録尽くめの大山は「きょうは同級生の(先発・藤浪)晋太郎を何とか助けたかった。ホームランは手応えは良かったがもっと打てるように頑張りたい。記録よりも勝ったことが一番」とヒーローインタビューに答えた。

 投げては、7月26日の広島戦(甲子園)以来52日ぶりの1軍登板で先発した藤浪が、5回6安打4失点で3勝目(3敗)。

 バットでも三回に、入団2年目の2014年4月15日・広島戦(マツダ)以来、4年ぶり通算2本目のアーチ。1死満塁でDeNA・田中健から左翼席へ自身初の満塁弾を放った。球団では81年6月23日・広島戦(甲子園)での山本和行以来、37年ぶり2人目となった。

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