阪神が延長十回サヨナラ負け ドリスがソトに33号被弾 リーグ最下位に再転落
「DeNA6-4阪神」(17日、横浜スタジアム)
阪神が延長十回、サヨナラ負けで最下位再転落した。この回から登板したドリスが2死一塁で、ソトにこの試合2本目となる33号弾を左翼スタンドへと運ばれた。
阪神は初回、大山が10号先制弾。2点ビハインドの六回には、大山の二塁打から好機をつくり、ナバーロの適時打などで追いついた。
同点で迎えた七回には、陽川の適時三塁打で勝ち越しに成功。1死から右前打の糸井が二盗を決めると、陽川がパットンから右中間を破る適時三塁打を放った。
しかし、その裏に4番手の藤川が、宮崎に左翼ポール直撃の27号ソロを被弾し、追いつかれた。
そのまま試合は延長に入り、十回は6番手でドリスがマウンドに上がり、簡単に2死を奪ったが、宮崎にヒットを許すと、続くソトに3ボール1ストライクからの5球目フォークを打ち返された。ドリスは6敗目(1勝29セーブ)。
前日の大敗から一夜明けての劇的勝利を演出したソトは、「狙っていました。失投だったので思い切って打ちました。チームメートみんながホームベースで待ってくれて、祝福してくれた」と余韻に浸っていた。