藤浪、価値ある投球で“勝ち”届ける 逆転CSへフル回転だ「精いっぱいやる」
阪神・藤浪が次回登板に向けた決意を明かした。復帰戦となった16日のDeNA戦で今季3勝目を挙げ、次回は22日の広島戦か23日の巨人戦に先発予定。シーズンは残り20試合。メッセンジャー、秋山が戦列を離れる中、「キーマン」にフル回転が求められる。
81日ぶりの勝利は5回4失点。「直球を打たれている。力勝負ができなかった」と、筒香、宮崎に浴びた本塁打を悔い、反省して課題に挙げる。残り試合を考えれば登板は2、3試合。だが、終盤の1試合は順位を決める重要な登板にもなる。
チームとして目指すのは逆転CS出場。「いま自分のやるべきこと、できることを精いっぱいにやりたいと思います」。1勝の重みが増す終盤戦。“価値ある”投球で、“勝ちある”試合を届ける。