阪神、若手主体で“Xデー”阻止やでー 昨年甲子園でコイ胴上げ…屈辱ノーモア!
20日からの広島3連戦(マツダ)は、1戦目に阪神・才木浩人投手(19)、2戦目に小野泰己投手(24)、3戦目は青柳晃洋投手(24)か藤浪晋太郎投手(24)が先発する。現状でカープの最短優勝は21日。2年連続の目前胴上げを阻止すべく、若手主体で鯉倒に挑む。
先陣を斬るのは才木だ。対戦成績は3試合で2勝1敗。前回6日の登板では6回を1失点に封じた。この日はブルペンに入って調整。勝てば決定日を遅らせるだけでなく、逆転CS出場に向けて弾みが付く。「とにかく勝つことが一番。チームの勝利を第一に考えたい」と前を向いた。
“Xデー”の21日は小野が先発する。「目の前でされたくない。何とか阻止できるように」。8月18日のヤクルト戦を最後に、1カ月以上白星から遠ざかる。この日はノックで三塁から一塁に送球練習。「体をしっかり使って投げるイメージで」と、現状を打破すべく必死に汗を流した。
22日の3戦目か、23日の巨人戦に先発する青柳は「相手がどこであれ、自分の投球をすること。僕は1試合、1試合やっていくしかないので」と悲壮感を漂わせる。昨年9月18日。甲子園球場で胴上げされる屈辱を味わった。2年連続はゴメンだ。CS出場、ポストシーズンでの再戦を誓って、3連戦3連勝を狙う。