30日の中日戦が台風接近で中止 空き日が消滅 ダブルヘッダー開催か
中日は29日、台風24号の接近にともない、30日・阪神戦(ナゴヤドーム)の中止を発表した。
阪神にとってはこれで今季20回目の中止。雨天中止となった26日・DeNA戦(甲子園)の振り替え試合が10日以降に組まれる予定で、中日戦の振り替えはこれ以降になる。が、CSファーストS開催は13日。セ・リーグのアグリーメントで、CS進出チームは11日終了時で決定される。
ダブルヘッダーの可能性なども議論されているが、現状、これで阪神の“あき日”は全くなくなった。残る11試合のうち、屋外球場で10試合。今後も悪天候などで、ずれ込む可能性は十分にある。
これにより、最悪の場合、未消化のまま順位決定する可能性も出てくる。この日、糸井が「左肩腱板の部分損傷」で、出場選手登録を抹消された。9月に9月に入っても故障者が続出し、右肩のコンディション不良で一時離脱していたランディ・メッセンジャー投手は既に復帰したが、原口文仁捕手が左手第5中手骨骨折で離脱。北條史也内野手も左肩亜脱臼、24日には右肘痛を訴え、藤川球児投手が戦線を離脱したばかりだった。
選手の故障苦に、日程苦が重なり、全日程消化前に順位がきまるという、前代未聞の危機に立たされている。