阪神が2試合連続の完封負け 21イニング連続無得点 遠のくCS進出の可能性
「広島1-0阪神」(2日、マツダスタジアム)
CS進出へ負けられない戦いが続く阪神が、拙攻で2試合連続の完封負け。わずかに残すCS進出の望みがまた一歩遠のいた。
二回、先頭の大山が中前打で出塁しながら、続く陽川が三ゴロ併殺打に倒れてチャンスをつぶすと、三回も2死一、二塁と得点圏に進めながらも無得点。六回にも2死からの連打で一、三塁としながらも、大山が倒れて得点はならず。
さらには七、八、九回といずれも先頭打者を出しながら、ちぐはぐな攻撃でホームが遠かった。広島を上回る7安打を放ちながらも、あと一本が出ずじまい。これで無得点イニングは21へと伸びた。
今季初勝利を目指した先発の岩田は7回を3安打8三振1失点と好投を見せたが、六回、丸に痛恨の一発を浴びた。
この日はCS争いをする3位のDeNAもヤクルトに敗れたため、阪神の自力でのCS進出の可能性は残された。