望月育てる 将来のエースか守護神か 矢野新監督も認める好素材
阪神・矢野燿大新監督(49)が19日、今季、中継ぎで37試合に登板した望月惇志投手(21)について、将来的な守護神かエース候補として育成していく考えを語った。
最速150キロ中盤のストレートが魅力の若き右腕。「まだどちらにするとかは決めていない」と前置きした上で「球も速いしウイニングショットの精度は上げていく必要があると思うんだけど、素材的には抑えやエースになれるくらいの素材やと思うから」と大きな期待を寄せる。
投手陣の命運を握ると言っても過言ではない重要な2つのポジション。そこに向けて望月を育成していくために「中継ぎはいい勉強ができるところ。みんなが先発からつないでくれて、自分が打たれたらチームが負ける。先発の勝ちを消してしまう。すごいプレッシャーがかかるのよ。それを分かった上で先発をやるのはすごくいいことだと思う」と中継ぎでの経験が重要になると説く。
その第一段階は今年、しっかりと踏むことができた。次なるステップへ-。金の卵をしっかりと育て上げる。