ドラ3・木浪聖也、黄金世代に挑戦状 “虎のセイヤ”になる!
「プロ野球ドラフト会議」(25日、グランドプリンスホテル新高輪)
阪神の3巡目で指名されたホンダの木浪聖也内野手は、すでに1軍で活躍している同じ1994年生まれの“黄金世代”の選手たちをライバル視。「誰にも負けたくない。守備には自信があるし、打つ方でも広角に打てる。阪神は今年最下位だったけど、そこは考えてない。逆に僕が出て変えてやろうと思ってる」と、力強く宣言した。
青森山田高時代は17年新人王の京田(中日)とチームメート。京田が遊撃、木浪は二塁と三塁を守った。「京田ができるなら、自分もできるって思ってやってきた」とキッパリ。また、阪神には青森山田高時代に甲子園行きを阻まれ続けた光星学院の北條がいる。「遅れをとっているけど、阪神に入って追い抜けたら」。そして今、プロ野球でセイヤといえば、セリーグ3連覇の広島の4番鈴木だが「セイヤといえば、阪神の、って言われるように」と、次々挑戦状を叩きつけた。
この日は大学3年の時に他界した祖母・美津子さんの命日。「天国から見守ってくれたのかなと思う。両親が共働きで、おばあちゃん子だったので。『プロに行け』ということだったんだと思う」と、思いを噛みしめた。
二遊間に三塁もこなすユーティリティープレーヤー。「阪神ファンは熱いイメージ。その熱さに負けないぐらい元気に頑張りたい。1年目からバンバン出て活躍したい」と、誓った。
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