ドラ1近本に背番「5」提示検討 西岡&新庄も背負った“俊足好守”の伝統
阪神がドラフト1位で指名した近本光司外野手(23)=大阪ガス=に背番号「5」の提示を検討していることが26日、分かった。今季まで西岡剛がつけ、かつては北村照文や平野恵一、そして新庄剛志と、足が速く、守備に定評がある選手が背負ってきた伝統の番号。社会人ナンバーワン外野手に対し、期待の高さがうかがえる。
球団幹部はドラ1の背番号について「まだ決まっていないです」と前置きした上で、「(若い番号で)5や15が空いていますね。背番号は選手の顔ですからね」と説明。昨年度1位の馬場には「18」を提示。近本にも同等の番号が渡される。また、既婚者である近本の虎風荘への入寮については、本人の希望を尊重する方針だ。