福原コーチ、若虎に“失敗のススメ”提言 どんどん投げろ!
阪神の福原投手コーチ(41)が28日、若手投手陣に対し、秋季キャンプ中の“失敗のススメ”を提言した。
「技術的には、いろんなことを試してほしいし、試して失敗できる時期なので」
来季の飛躍へ向け、集中的に自らの課題と向き合える期間。福原コーチは「ストライク、ボールを投げ分けできる球種を見つけられれば」と、意図通りに使える球の精度向上を口にした。
実戦で得られる収穫と課題もある。実施予定のシート打撃には「どんどん投げた方がいいと思いますし、課題も見えてくるでしょう」と打者との対戦で、各投手が感じたことを成長につなげることに期待した。
参加する藤浪には「トレーナー、本人と話しながら、様子を見ながら」と同コーチ。投手陣の練習メニューも「いろいろ選手と話をして。ランニングも大事だし、1年間戦う体力作りも」と対話しながら個々のレベルアップを図っていく。
馬場や浜地といった、将来性豊かな右腕も名を連ね「みんなに期待しているし、どんどんレベルアップしてくれたら。競争してほしい」と福原コーチ。失敗を恐れず、貪欲に挑戦する「超積極的」な18日間が、南国・安芸からスタートする。