小豆畑、緒方の2選手に戦力外通告 緒方は引退の意向 退団者は6選手に

 阪神が30日、兵庫・西宮の球団事務所で小豆畑眞也捕手(30)、緒方凌介外野手(28)に対し、来季の契約を結ばないことを通告した。

 小豆畑は2012年度のドラフト4位で入団。2013年には1軍キャンプに抜てきされるなどしたが、通算6年間で1軍出場はなかった。今後については「未定」とした上で、球団に対して感謝を口にした。

 「覚悟はしていたんですけど、こういうタイミングだったので。家族と相談しながら決めていきたい。プロに挑戦する権利、可能性をいただいた球団には感謝しています。僕の中でこの6年間は、すごく大きな6年間になりました」

 また、緒方は2012年度のドラフト6位で入団。東洋大4年時に受けた右膝手術の影響で、別メニューからのプロスタートとなったが、初年度の4月30日に1軍昇格。俊足巧打の外野手として、2軍監督なども務めた掛布雅之シニア・エグゼクティブ・アドバイザー(SEA)らからも高い評価を受けたが、プロ通算51試合の出場に終わった。今季の1軍出場はなかった。

 現在はみやざきフェニックス・リーグ中に、古傷の「右膝関節のねんざ」を発症し、リハビリ中。今後については「膝もこういう状態なので。家族と相談するんですが、僕の中では一区切りつけたいと思っています」とし、現役引退の意向を明かした。その上で球団、ファンに感謝を口にした。

 「手術した自分を取っていただき、プロに導いてもらった。タイガースには感謝しています。一番はどんな状態でも応援していただいたファンの方に、申し訳ないですし、感謝の気持ちでいっぱいです」

 球団は今月1日に西岡剛内野手、同4日に山本翔也投手(29)同7日には今成亮太内野手(31)、西田直斗内野手(25)に戦力外を通告している。今成は現役続行を希望。トライアウト受験も視野に入れる。西田は「これから考えたい」とし、現役引退の可能性も示唆している。退団者はこれで6人になった。

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