ドラ5川原 先輩左腕の能見に弟子入り志願

 阪神からドラフト5位指名された川原陸投手(17)=創成館=が1日、長崎県諫早市内の同校で佐野統括スカウト、永吉スカウトディレクター、田中スカウトから指名あいさつを受けた。目標に掲げたのは「虎のエース」。先輩左腕の能見に弟子入り志願した。

 「打たれても表情を変えないピッチングをされているので。どういう気持ちで投げているのか聞いてみたい」

 2年時の昨夏、救援登板した際に1死も取れないまま降板。先輩の夏を終わらせ、涙を流した。「プレッシャーに負けてしまって」。その涙を力に、創成館初のプロ野球選手となった。

 ブルペンを支えるベテランとは22歳差。母・えりかさんと同い年ということもあり、「人見知りなので、話しかけに行けないかもしれません」と尻込みしたが、そんな教え子に「どんどん行ってこい」と稙田龍生監督(54)は力強いゲキを飛ばした。心も体も成長途上の17歳。恩師からも背中を押され、描くエース像に突き進んでいく。

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