大山、場外ダァーン 推定140メートル「一つずつしっかり」
「阪神秋季キャンプ」(3日、安芸)
力強く振り切り、快音を球場に響かせた。阪神・大山悠輔内野手(23)が特打で28本の柵越えを放ち、その内3本は推定140メートルの場外弾。秋季キャンプで重点的に取り組んでいる打撃に手応えを感じつつある。
「少しずつ自分のやりたいスイングができてきている。まだまだ完璧ではないですが、一つずつしっかりやっていきたい」
前日3日に浜中打撃コーチから「強く振れ!」と受けたアドバイスを継続した。フルスイングでフェンス越えを連発。しまいには左翼ネットのはるか上を越える打球で同コーチの助言に応えた。
実戦形式の打席でも感触は良好。1打席目に左翼線二塁打、2死一塁で迎えた2打席目には左翼フェンス直撃の適時三塁打をマークした。両手に残る感触は日に日に確かなものになってきている。