阪神ドラ1・近本 有終飾れず、社会人に幕 バント安打&二盗で快足アピールも…
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「社会人野球・日本選手権・2回戦、ホンダ鈴鹿3-1大阪ガス」(8日、京セラドーム大阪)
阪神からドラフト1位で指名された大阪ガス・近本光司外野手(23)はバント安打と盗塁をマークしたものの、チームは延長十二回タイブレークの末に敗れて、社会人としての最後の大会が幕を閉じた。
近本は「5番・中堅」でフル出場。四回の第2打席で、50メートル5秒8の快足を披露した。初球を投前へ転がす絶妙なバント、自慢の足で一塁ベースを駆け抜け、バント安打をもぎ取った。
さらには、すかさず二盗に成功。二塁ベースに滑り込む際に、捕手からの送球が後頭部を直撃するアクシデントに見舞われたものの、持ち味を存分にアピールした。
しかし、この後の打席で快音は聞かれず、2点を追う延長十二回1死一、二塁では左飛に倒れて、有終の美を飾ることはできなかった。