上本が1年契約で残留 FA権行使せず
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阪神の上本博紀内野手が13日、今季取得していた国内FA権を使わずに残留することが決まった。
正午過ぎに担当者が電話連絡を受け、谷本球団本部長は「タイガースでプレーしたいということでした。通常の1年契約になります。チームの競争という意味でも非常に大きい」と語った。
上本本人はこの日、鳴尾浜でリハビリを行い、全メニュー終了後の午後から会見。「今年、ケガした中でという状況で応援してくれた、支えてくれた、そういう人たちのために来年、タイガースで頑張ろうと思いました」と残留の理由を説明した。
今季序盤に左膝前十字じん帯を損傷し、手術を受けた上本。リハビリは順調に進んでおり、来季は「全力でやり切る。今まで通り、全力でやっていきたい」と力を込めた。