新庄剛志氏 意外と真面目に阪神再建論「矢野さんに言いたい!」
元プロ野球選手の新庄剛志氏(46)が16日、大阪市内でインペリアル・タバコ・ジャパンの最新商品「myblu」の会見に出席した。取材に応じ、17年ぶりにリーグ最下位に終わった古巣の阪神に関して、新庄節で“再建論”を語った。
新庄氏は「思うんですけど、プロに入ってくる選手は、実力ある人しか入ってこないんだから、レベル的には一緒。ってことは結局は精神面の強さと、観客動員の慣れ。選手って観客が多く入ると、固まって全然違うバッティングになるから」と指摘した。
自身は日本ハム時代、同僚だった稲葉篤紀・現日本代表監督から、チャンスでプレッシャーを感じると相談された際に「才能あるんだから普通にやればいいよ。好きに打っていいよ。打ったらヒーロー、打てなくてもみんな3日で忘れるから」と助言したところ、「次の日からあっちゃんの背中がめっちゃデカくなったの」と明かした。
阪神の最下位については「もう後がないからいいじゃん。矢野さんラッキー」と新庄節。そのうえで「僕は矢野さんに言いたい。選手個人に任せて練習をさせてほしいですね。もう阪神は、やれやれ、というのがすごいから。そうなると練習のための練習になる。それじゃあ伸びない。以上!」と求めた。
一方で、今回も自身には監督オファーが来なかったことをボヤキなぜかと聞かれると「知らんわ、そんなもん!俺が聞きたいわ!俺が監督やったらおもしろくないですか?おもしろいだけかな?」と笑わせていた。