矢野監督5誓文「ファンを喜ばす」愛されるタイガースへ…信念込めた“所信表明”
阪神は21日、大阪市内のホテルで球団納会を行った。矢野燿大監督(49)は開会のあいさつで、自身が目指す、ファンを喜ばせるチームを作る上での「5カ条」の信念を、選手やスタッフ、球団職員らに語りかけた。ファンに愛されるチームになるための考えであり、選手個々にその意識が浸透し、結集することで、悲願の優勝が近づくことになる。
壇上から力強い言葉が会場に響く。「僕のやりたい、目指す野球を説明させてもらいたいなと思います」。全てはファンに愛されるチーム作りのため。選手、スタッフ、球団職員を前にした「所信表明」。矢野監督の「5カ条」の信念だった。
「僕はよく、ファンを喜ばせたいというのを一番に掲げてます。その中には僕の中で5つ、どうしたいかというのがあります」
【1】チームの勝利
来季は今季の最下位を受けて挑む戦いとなる。「タイガースファンは勝って喜んで、その結集となるものが優勝になると思います」。勝たなければ六甲おろしは歌えない。何より目指すのは勝利であり、その上で、求めるのが2つ目の思いだ。
【2】勝利プラス1
勝利を目指すのは大前提で、その上で「プラスワン」の喜ばせ方を求める。サインなどのファンサービスだけでなく自己アピールも重要。「(ヒーローインタビューでは)何でもいいので自分のメッセージを伝えていってもらってファンを喜ばせていってもらいたいなと思ってます」。ファンに愛される選手を目指してほしい。
【3】喜怒哀楽
グラウンドは自己表現の場。感情を解き放つことで思いも伝わる。「グラウンドで暴れ回って、喜怒哀楽を出してもらって結構だと思います。そういうものがファンに伝わって、いいシーズンになることが大事だと思います」。ファンと一体となって戦いたい。
【4】裏方への感謝
打撃投手、ブルペン捕手、スコアラー、トレーナーら裏方さんがいてこそのチーム。「僕たちが勝つことで、そういう人たちにも恩返しができるんじゃないかと考えてます」。支えてくれる人のために戦う必要がある。
【5】球団とも一体となったチーム作り
ファンのため、球団とも一体となる必要がある。「甲子園でのイベント、グッズ、いろんなものを僕らと一緒になって、ファンを喜ばせるということを大事にしながら、戦っていってくれれば」。営業面も連携を取って進めていく。
高らかに響いた宣誓。「どうかみんなの力を合わせて、2019年シーズン、タイガースファンを喜ばせましょう!」。5つの信念が浸透すれば、理想に描く愛されるタイガースが生まれるはずだ。
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