主将経験の福留&鳥谷、新主将・糸原をバックアップ
阪神の福留孝介外野手(41)と、鳥谷敬内野手(37)が25日、新主将に就任した糸原健斗内野手(26)の全力サポートを誓った。鳥谷は5年間、福留は2年間、主将を経験してきたベテラン。重責を担う若きチームリーダーを、虎のレジェンド2人が支える覚悟だ。
26歳の挑戦を37歳の鳥谷は歓迎した。「若いキャプテンなので、バックアップしていきたい」。胸に「C」マークを付けた者にしか分からない苦労、苦悩はある。遊撃に再挑戦する2019年。生え抜き16年目は最大の挑戦になるが、チームを思う姿勢は失わない。
「孝介さんと自分では内外野で、役割が違う部分もあったので。何が必要かを考えながら。監督が代わって、どういうチーム作りになるのか。そういうも考えながらやっていきたいですね」。24日には福留と名球会の行事に参加。一流の証明でもある場で、ハツラツとした姿を見せた。
前主将の福留も全力支援を約束する。「やることは変わらない。僕が(糸原より)年下になるわけでもないので。サポートできることはできたら」。実績、経験あるベテランの存在が、周囲に及ぼす影響は計り知れない。若返っていくチームの中、欠かせぬベテランたちの輝き。新旧キャンプテンの融合で、最下位からの浮上を狙う。