陽川1150万円増2000万円 苦手変化球克服や「しっかり速い球打ち返す」

 阪神・陽川尚将内野手(27)が26日、球団事務所で契約更改交渉に臨み、1150万増の年俸2000万円で更改した(年俸は推定)。来季、自身への攻め方が変化することを想定し、対策を練りながらオフを過ごしていく考えを示した。

 今季は75試合に出場し、打率・252、6本塁打、48打点の成績を残してブレークの兆しを見せた。「来年はもっと配球面とか、そういう部分も変わってくると思うんで、今年経験したことを忘れずに過ごしたいと思います」。数多く打席に立った分、おのずと弱点も露呈する。

 今季は直球に対して打率・279、カットボールに同・333と速い球に強さを見せつけた一方、チェンジアップ系に同・194、カーブに同・083と緩い変化球に苦しめられた。対策方法について明かすことはなかったが、「まずはしっかり速い球を打ち返す、そこやと思うので」と基本をおろそかにすることはない。

 規定打席未到達ではあるものの、得点圏打率・354と勝負強さを証明。相手の警戒もこれまで以上に高まってくる。「チャンスで回ってきたランナーをかえす。そこは一つこだわってやっていく部分ではあります」と力を込めた陽川。トレーニングと並行し、頭もフル回転させていく。

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