青柳、8連覇ボディー作る! 来季ローテ入りへ燃える
阪神の青柳晃洋投手(24)が2日、最新テクノロジーを駆使し、来季ローテ入りを誓った。11月13日に母校の帝京大が八王子キャンパスにスポーツ医科学センターの新棟を開所。アスリートのパフォーマンス向上を目的とした施設で、ここに自主トレの拠点を置きレベルアップを図る。
「トレーニングができる施設が新しくできたみたい。行ったことがないので分からないですが、利用してみようと思います」。4年目シーズンを前にした青柳は変化を求めた。拠点は母校の最新鋭施設。同所はスポーツ界の発展への寄与を主目的に、サッカー元日本代表の本田圭佑らもサポートしている。
関東大学対抗戦で史上初の8連覇を達成したラグビー部、陸上部、チアリーディング部なども使用する施設で、大学側はOBの青柳にも利用を許可しているという。今年は春季キャンプ途中に2軍降格。1軍では4試合に先発し1勝1敗、防御率3・32と不本意は1年だった。
この日は鳴尾浜で汗を流した。「もう2月のキャンプを見据えて動かないといけない。ベストな状態で入れるようにしたいです」。同施設では体幹などを中心に軸となる箇所の重点強化を図る。目標は1年間を通したローテ定着で、まずは2月の猛アピールが不可欠。最新鋭の施設をフル活用し、スタートダッシュを決める。