阪神、来年ドラフトは投手中心 高校生に加え大学社会人もリストアップ
阪神は4日、西宮市内の球団事務所でスカウト会議を行い、今年のドラフトについて検証を行った。畑山チーフスカウトが統括スカウトとなって臨む2019年ドラフトは、豊作とされる投手を中心にマークしていく見通しとなった。
今年のドラフトは上位3人を野手で固めた。球団関係者は「来年は大学・社会人でも投手が豊作。(12球団1位の)12人が投手でそろうことになるかもしれない」と語るなど、高校生だけでなく大学・社会人でも即戦力投手が数多くそろう。
社会人ではJR東日本の太田、JEF西日本の河野らが来季、高卒3年目でドラフト解禁となる。大学では下級生から日本代表入りした明大・森下、東北福祉大・津森らの名前が挙がる。
チームでは小野、才木、望月ら若手投手陣が芽を出してきており、その競争相手となる即戦力投手を指名するか、それとも次世代を形成するために高校生投手を優先するのか-。来季のチーム状況を見ながら判断していく方針だ。