社会人野球を統括する日本野球連盟は６日、２０１８年度の個人表彰選手と社会人野球ベストナインを発表し、外野手部門で阪神ドラフト１位の近本光司外野手（大阪ガス）が選ばれた。

　近本は７月の都市対抗野球でＭＶＰにあたる橋戸賞と首位打者を獲得。チームの同大会初優勝に貢献した。

表彰式は１３日を予定している。

　阪神３位の木浪聖也内野手（ホンダ）は遊撃手部門の第３次選考まで残っていたが、最終選考で惜しくも漏れた。同４位の斎藤友貴哉投手（ホンダ）は投手部門の第２次選考で落選。阪神の新人トリオそろっての獲得はかなわなかった。

　受賞者は以下の通り。

　◆首位打者賞

　辻野雄大捕手（ホンダ）．４６０

　◆最多打点賞

　岡崎啓介内野手（日立製作所）２０打点

　◆最多本塁打賞

　岡崎啓介内野手（日立製作所）　６本

　◆最多勝利投手賞

　勝野昌慶投手（三菱重工名古屋）５勝（１敗）

　◆最優秀防御率賞

　大竹飛鳥投手（ＮＴＴ東日本）０．４４０

　◆ベストナイン

投手　藤井貴之投手（日本生命）

捕手　辻野雄大捕手（ホンダ）

一塁手　岡崎啓介内野手（日立製作所）

二塁手　原田拓実内野手（日本生命）

三塁手　森下翔平内野手（日立製作所）

遊撃手　東條航内野手（ＪＲ東日本）

外野手　近本光司外野手（大阪ガス）

　　　　那賀裕司外野手（三菱重工神戸高砂）

　　　　三木大和外野手（ＪＦＥ西日本）

指名打者　片山勢三内野手（パナソニック）