FA移籍の西が古巣・オリックスへ感謝「次の道を信じて行きたい」ブログで
国内FA権を行使し、阪神への入団を決めた西勇輝投手(28)が7日、自身のブログを更新し、古巣・オリックスへの感謝をつづった。
「決断」のタイトルで阪神への移籍を報告するととともに、オリックスのチームメイト、スタッフ、関係者、ファンへ「今回FAを宣言してたくさん悩み、苦しい時間を過ごし考えました。ブログでは沢山のコメントを書いていただき嬉しくなり余計悩みました」と思いを記した。
さらにはオリックス入団からの思い出も振り返り、三重県立菰野高校から2008年ドラフト3位でオリックスに入団した西は、「自分は高校を卒業して右も左も分からなかった」と野球だけでなく食事や生活面でのアドバイスをしてくれたコーチやスタッフに感謝の言葉を並べた。
さらに「2010年には顔面神経麻痺を発症もあって、『もう投げれられない』と思ったこともありました。でも、多くの人の支えがあって克服することができた」とも記した。
阪神へのFA移籍を決断したことについては、「自分自身がしっかりと考え出した次の道を信じて行きたいと思います」と前を向き、「来年シーズン、阪神タイガースのファンの皆様、これからよろしくお願いします 阪神タイガース 西勇輝」と結んだ。