能見「来季もリリーフで勝負」【一問一答】
阪神の能見篤史投手(39)が13日、兵庫・西宮市の球団事務所で契約更改交渉に臨み、今季年俸1億2000万円から、1000万減の1億1000万円でサインした(金額は推定)。
【以下、一問一答】。
-サインは。
「はい」
-金額としては。
「ダウンなので」
「2カ月くらい、戦力になって内部分あるので。そういう形でのダウンですす」
-今季はシーズン途中にリリーフに転向。
「(球団から)リリーフで、新天地としてやってもらったというところは言ってもらいましたし。来季に向けてもリリーフという形で、僕自身は勝負しようかなと思います」
-この1年を振り返って。
「一度落ちた時は、なかなか上がれる機会はないかなと。金本監督からリリーフとしてあげてもらって、そこから自分も新しい発見があった。野球人生において、いい意味でプラスになりました」
-つかんだ部分も。
「ずっと先発でやってきたので。リリーフすることによって、考え方も改めていろんなものあった。固定観念ではないが、経験しないと分からないことも多い。幅も広がったかなと思いますね」
-今季中には通算100勝も達成した。
「あくまでも通過ですし。200(勝)ならすごいでしょうけど、100(勝)はプロに入った以上は、ね。僕としてはそんなにすごいことではないです」
-来シーズン、意識する数字とは。
「あまりないですが、選手として必要とされているということは、意気に感じますし。そういうところで発揮できればいいと思います」
-来シーズンに向けて。
「最下位という現実があるので。その最下位をしっかりと記憶として残しながら。他のチームも強くなっていますし、上は目指さないといけない。上をしっかり目指して頑張りたいです」
-最後に、ファンに向けてメッセージを。
「球場にもすごくたくさん足を運んで、応援してもらっている。その恩を返さないといけない。元気な姿を、この年になっても見せたい。来年も見せられるようにしたいと思います」